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スタジオは教室

レコーディング前の一こま。みんなリラックス中。
2日目のこの日は、最初に一人ずつソロパートを録音。
レコーディングの行程としては4つ。
合唱、ソロ、パーカッション、フリーセッション。
スムーズに進めるために考えたのは、先ず一人一人ヘッドフォンを聞きながら
本格レコーディングを体験してもらう事。
あらかじめ持って行っていたベーシックトラックに合わせてみんな体験して頂きました。

全員終わったところで、もう一人歌いたいと。
パーカッションのアイヴァンでした。何とも積極的。
パーカッションはリズム感がピカイチの彼。歌声は、面白かった!
みんな聞きながら思わず クスッ クスッ って笑いがこぼれてしまった。
それにしてもみんな初めての体験。日本でもレコーディングを体験するなんて
そうそうないですからね。

終わった後に盛り上がったのが、プレイバック。
2人くらい参考までにと思ったのだけれど、私も聞きたい!私も!私も!
と、結局みんなプレイバック。
初めて聞く録音された自分の歌声に皆びっくり。
とっても外して歌ってしまった子は、目をまん丸にあけて驚いて、
サビのところまで来たら顔を手で隠してありえな〜い!とばかりに思わず教室を
飛び出して行ってしまう程びっくり。
うま〜く歌えた子、確認したらだ〜いぶ外していた事が分かった子、
いずれにしてもみ〜んなホントに素敵な歌声でした。

3日目。セッティング中みんながボチボチ集まって来た頃に、先ず声が上がったのが、
プレイバック!プレイバック!!と。
準備が進む中、プレイバックを聞きながらみんな踊る踊る。
彼らはエネルギーの発散の仕方を知っているようです。

全てはこの教室の響きの中で録音されました。
この教室の空気感もみんな入っています。そう、外は鳥がいっぱい鳴いています。
ぴよぴよ耳を澄ませば、完成版からも聞こえるかもしれません。

僕は真ん中に置いた机のあたりでみ〜んなの指揮をとりました。
一人一人の歌唱の前で、ひたすら踊りました。
彼らはリズムで歌を歌います。指揮も相当リズムを出した分かりやすいものが良いようです。
最終的に行き着いたのは、パンチ法。
ビートに合わせてひたすら空パンチを左右交互に繰り出します。
言うまでもなく、次の日、いや、その日の夕方からかなり変な筋肉痛でございました。

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by hiroshiurushido | 2013-03-01 01:09 |